温度

こんにちは。ガリノッポメガネです。

最近ブログネタで寒くなったとかあったかくなったとかの話してるので、気温が排水処理にも影響があることをちょこっと言おうかなと。

気温が変わると何が変わるかというと水温が変わります。気温と水温はイコールではないですが、おおよその目安にはなると思います。

気温が下がって水温も下がって一番の問題は凍結です。水が氷になると体積が大きくなり、配管やポンプへの圧力増加で破損につながります。

そして、水温が下がると溶解度も変わります。中和剤として炭酸ナトリウムも使用しておりますが、水温が下がると溶解度も下がるため、使用法よりも濃度を高くすると、溶け残ったり、溶けても再結晶して配管詰まりの要因になったりします。

溶解度というと、固体を想像するかと思いますが、気体にもあります。固体の場合、水温が下がると溶解度も下がるのですが、気体は水温が下がると溶解度は上がり、水温が上がると溶解度は下がります。これが何に影響するかというと、生物処理の溶存酸素濃度です。