タイムマシンブルース

こんにちは。名言を言わないスナフキンです。

「映画館」といえば、東方シネマのような大きな映画館を想像する方が多いのではないでしょうか。

僕も最近までその一人だったのですが

この度、友達が教えてくれたスクリーンが2つだけの小さな映画館に行って来ました。

「出町座」は京都市上京区の商店街にある映画館です。

小さい映画館とはいいましたが地下と2階にスクリーンが一つずつ、一階にはカフェと書店が併設されています。

まず雰囲気がめちゃくちゃいい、、

これは大きな映画館には無い良さですね。

上映時間ギリギリに到着してしまったので

雰囲気を楽しむのも束の間、チケットを買って

案内された2階に上がります。

自分でカーテンを開けて中に入ると、右手正面にスクリーンが見えました。座席の後方に映写室があり、映写機もガラス越しに見えています。期待感を煽ってきます。

お目当ての作品は「四畳半タイムマシンブルース」。

小説家森見登美彦の「四畳半神話体系」と、上田誠の戯曲「サマータイムマシンブルース」のコラボレーション作品のアニメ映画です。

結論から言うとめちゃくちゃ良かった、、

作画の色合いも主人公の声優さんの早口もヒロインの魅力も、何年も前に好きだったあの四畳半神話体系のアニメを思い出させてくれました。

内容はほぼサマータイムマシンブルースでしたが笑

あと良かったポイントとしては、出町柳が舞台のお話を出町柳の映画館で観るという体験でした。自分も物語の一部になったような不思議な趣きがあるようにも感じられます。