ディンク株式会社のDXとは?

ディンク株式会社

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ディンク株式会社のDXとは?

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2023/05/31 ディンク株式会社のDXとは?

社長の礒部です。

前回の宣言通り、5月に二回目のブログです。(ギリギリですけど)

ディンクでは数年前から社内の情報共有ツールとしてSlackを使っています。元々はLINEのようなチャットツールで、会社の業務に使えるツールを、と探しているときに、展示会でSlackのデモを見てすぐに採用を決めたものです。当時、Slackは完全無料で使えたので、導入のハードルも低かったんです。

最初はなかなか社員の皆さんに使ってもらえず、浸透するのに結構時間はかかりましたが、今ではディンクで働く上で、なくてはならないツールになってます。新入社員を迎え入れる時も、まずは事前に貸与するパソコンにSlackの設定とメーラーの設定をします。

入社の手続きのあとは、パソコンの貸与と日報の記入方法、Slackの使い方など普段の業務に必要なITツールの使い方を説明します。

元々便利だ―!とは思っていたのですが、PCばっかりタイショーくんがディンクに来てから、Slackはただのチャットツールではなくなり、ビックリするほどパワーアップして、ハイレベルの情報共有ツールになりました!

 

例えばディンクでは、Slackにお弁当の発注ツールが組み込まれています。だから、翌日のお弁当を注文したい人は、社内にいても、社外へ出ていても、自分のパソコンやスマホからお弁当が発注できます。そして給与の締日には、Slackの「べんとくん」というロボットが、各社員のお弁当発注数を計算して、給与天引きお弁当代金をお知らせしてくれます。

たかがお弁当の発注一つですが、今までは誰かがお弁当の注文取りから集計までを就業時間内の貴重な時間を割いて実施していました。たとえそれが一日5分だとしても、実働20日だったとして100分です。この作業のために残業しているとしたら、1時間半の残業代が付きます。業務効率化を目指してIT化を実施する、あるいは経理ソフトや人事・労務関連ソフトなどを導入する、という会社はたくさんあると思いますが、Slackという無料のチャットツール(さらに使いやすい有料版もあります。ディンクでは3月から有料版を使っています)を使って、少し工夫をするだけで、1時間半の剤業代が削減できるわけです。

無料のソフトを使って、パソコンスキルの高い社員が簡単なプログラムを組んで、会社に合ったミニミニシステムを組むって、最高にコストパフォーマンスがよくて使い勝手がいいんです。

その中でも、「パソコンスキルの高い社員」はかなりハードルが高かったのですが、ディンクの場合はたまたま入社したちょっと変な社員が、パソコンに興味をもってめきめきと腕を上げて、半分趣味のような形でプログラム製作を始めました。

うまく彼を遊ばせておいた(特別ルーチンの作業を与えていなかった)のもよかったのかもしれません。

 

実は中小企業でIT化がなかなか進まないのはこういうところにあると思っています。

安価で利用できるアプリは山ほどあるのですが、それを使いこなせる社員がいないのが実情です。パソコンスキルの高い社員は、コストも非常に高い!

それからそういう人材を探す方法もなければ、そういう才能を持っている人が、中小企業で働きたいとやってくることも少ないです。

フリーランスや副業でやっている人もいるけれど、どこまでその人ができるのかは、賭けでしかないという部分もあります。

かといって、社内で人材育成をしようと思っても、こういう能力はすぐに身に付くものでもないので、教育訓練に時間もお金もかかって、上手くいく保証もどこにもありません。

ところがディンクの場合、私と「ディンクの母」がある程度デジタルに強いのと、興味があることに加えて、PCばっかりタイショーくんにパソコンとソフトを与えて「やってみる?」とけしかけたがために、彼が面白がってアプリの使い方を素早く身に付け、コードを書いてアプリのバージョンアップができるようになりました。とてもラッキーなことです。そのおかげで、ディンクのデジタル化は飛躍的にスピードアップしました。

加えて、今、ディンクの平均年齢が大幅に下がっていて、こういう新しいことを始めても抵抗なく受け入れてくれる体制が整ってきています。

そもそも、新しいことに手を出してくれる社員さんって、本当に少ないんですよ。どこの経営者も頭を抱えています。(経営者自身が変化を望んでいない場合もありますけどねー)

でも、社員さんの中でも若い人だと変な経験値がないことも多く、変化することにそれほど抵抗がない場合が多い気がします。できれば仕事を早く終わらせて帰りたい、という想いも、年配の社員より強い気もするし。

 

現在経理処理担当の社員は24歳。デジタル化にとても前向きで、今度は経理処理業務のRPA化に乗り出します。

このRPAも、選ぶソフトによってはそれほど導入にお金がかかりません。

 

これから、人材不足がますます深刻化すると思われるので、IT化や業務の効率化は不可欠です。

でも中小企業向けのソフト屋さんはあまりいないような気がしています。

某大手ソフト屋さんの作る汎用性のあるソフトもありますが、パッケージソフトでも数百万単位で必要になる場合も多いです。

基幹ソフトはそういうちゃんとしたものを導入するのがいいのでしょうが、ちょっとした軽作業をシステム化するのであれば、そんな大掛かりでなくていいと思うのです。

 

あれ?じゃあ、うちの会社のPCばっかりタイショーくんの能力って、皆さんに必要とされているんじゃないの?

もしかしてニーズを掘り起こせば、いい商品になるんじゃないの?と、経営者である私は、会社の資源の一つである社員の能力を「利益」を生み出す商品にできないか、と考えるわけです。

 

中小企業の皆さん、一度ディンクのSlackを見に来ませんか?

そして、自社に必要な可愛いミニミニソフトのロボットくんを作ってみたいと思いませんか?

 

小さなコストで人材不足を多少、お助けできる解決策があるかもしれません。

 

興味のある方はぜひ、お問合せください。

きっとRPAも一つ二つ、ご紹介できると思います!

 

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