072-948-8298
〒581-0039 大阪府八尾市太田新町6丁目98番地
営業時間 9:00~17:00 定休日 土曜・日曜・祝日
SHIELD
新しい扉
社長の礒部です。
今回のブログのタイトルは「新しい扉」です。
どこに向かって新しい扉が開いたかというと・・・ついに海外です!
長年、
”ディンクの排水処理設備は、手動操作部分のよさを残したシンプルな構造なので、途上国でも壊れにくくて使いやすい。だから海外展開も視野に入れて、地球の水の環境改善に貢献したい!”
と具体的なあてもないのに、言い続けてきました。
それが、あれよあれよという間に大きな波が来て、2つのルートで海外展開への道が見えてきました。
【第1のルート:JETRO】
JETROでは「新輸出大国コンソーシアム」という複数の団体や組織、専門家が連携して、輸出したい企業をサポートする事業を展開しています。
https://www.jetro.go.jp/consortium/
※コンソーシアムとは・・・2つ以上の個人、企業、団体、政府から成る団体であり、共同で何らかの目的に沿った活動を行ったり、共通の目標に向かって資源を蓄える目的で結成される。 Consortium はラテン語で「提携、共同、団体」を意味する。(Wikipediaより)
その事業の中で、ハンズオン支援という制度があります。この制度は、JETROの各種サービスを使いながら、輸出の専門家を各企業に担当として任命し、輸出をしたことがない企業が自社で海外展開を継続的に行えるようにサポートするものです。このハンズオン支援制度は、希望するすべての企業が利用できるわけではなく、厳しい審査があります。そして今年、ディンクはその審査を見事パスして、このハンズオン支援を受けられることになりました!!!
先日、キックオフミーティングを実施したのですが、思っていた以上に速いペースで輸出にまでこぎつけられそうな気配です。
まずは、インドネシア人の社員がいることが、インドネシアへの輸出に大きなアドバンテージだと、担当のアドバイザーの方も非常に喜んでおられました。
そうなんです、まずはせっかくインドネシア人の社員さんがいるのだから、初めての輸出先はインドネシアにターゲットを絞りました。
だから担当の専門家もインドネシアで長年お仕事をされていた方です。
この流れって、実は最近始まったわけじゃないのです。
多分スタートは8年前。
もちろん、それまでも海外展開への野望は持っていましたが、実際に行動を起こしたのは2015年の秋のことです。
2016年2月12~18日で7日間の「インドネシア・フィリピン経済視察団」が開催される案内を見つけて、申し込みました。主催者は大阪の商工会議所とJETRO大阪本部です。
視察したときの写真です。
7年前かー。私、今より若くて可愛かったー。
この視察団の中に、今でもお世話になっている人が何人かいます。その一人が、奈良先端科学技術大学院大学の先生です。
先生から、卒業生を採用しませんか?と連絡をいただき、昨年の春、技術部にインドネシア人の社員を採用しました。
その社員が、今回のハンズオンでの輸出手続きの担当窓口になります!本人のやりたいことは研究なのでしょうが、自分の故郷と取引できる、というのもとても夢があるはずので、頑張ってもらいたいと思っています。
このJETROのハンズオンにたどり着いた経緯も、昨年の冬にJETRO滋賀主催のオンライン商談会に申し込んだのがきっかけでした。水処理関連の企業向け商談会で、ディンクさんへの商談を申し込んだ企業は5社に上ります。
中国、ベトナム企業からのオファーでした。
結局、設備の販売にまでは至りませんでしたが、どの国でも排水処理の新技術を求めていること、日本企業への期待が大きいことがよく分かりました。
この商談を通して、可能性を見出してくださったJETROの方が、今回のハンズオンへの申し込みを勧めてくださいました。
またこの後に、今度は日本政策金融公庫の担当者の方から、中小機構が主催している海外CEOとの商談会をご紹介いただき、インドネシアの企業さんとの商談に繋がりました。
ハンズオンの申し込みをするタイミングではインドネシアの企業さんと、ほそぼそと繋がっていたので、それもハンズオンに採択してもらえた一つの要因かもしれません。
とにかく、今回のルートができたのは、すぐには結果が出ないかもしれないけれど、可能性を信じて小さなことをやり続けた結果だと思います。
見事に布石を回収しているような気がします。そして、さらにあちらこちらに新たに布石を置いていかないといけないなー、と思っています。
さて続いて
【第2のルート:WeConnect】
これはまだ未知数の海外ルートで、形にはなっていないのですが、可能性は広がっています!
今年の1月に新たな出会いがあり、世界中でインクルージョン&ダイバーシティ経営として、女性経営者にスポットが当たっていることを初めて知りました。
その出会いからのP&Gアカデミー参加でもあったのですが、P&Gも含めてグローバル企業では、女性を含むマイノリティの人間が経営する企業のサプライヤーを活用する方向で進んでいます。
その活動を支えているのがWeConnectという団体です。
まだ登録まで済ませていないのですが、この団体に関わる多くの人と繋がることができて、急に「世界」が身近に感じられるようになりました。
世界へ出るためには英語の能力は不可欠です。
ということで、何十年ぶりかに英語の勉強を始めました。パーソナル英語トレーナーも付けました。
またここでも視察旅行のメンバーが出てきます。そうです、私の英語のトレーナーは視察旅行で一緒にインドネシアに行った女性なんです。
彼女は世界を股にかける不動産コンサルタントで、ビジネス英語を教えてもらうには最適の方です。
学生の頃は何度も海外旅行に行き、一人でヨーロッパを放浪し、英語も堪能とまでは行かなくても海外で自分の身を守れるくらいにはしゃべれたのですが、最近はすっかりさび付いています。
それと英語の勉強をして、多くのことに気づきました。もっと胸を張って、自分の会社のことを紹介できるようにならないといけない、と思いました。
例えば、会社の説明をするときに
「弊社は、排水処理設備の設計、施工を行っています。」
と説明するのですが、これを英語で伝えると・・・
”We have been providing a wastewater recycling & disposal system.”
直訳すると「私たちは廃水のリサイクルシステム、また廃棄するためのシステムを提供しています」となります。
何か、こちらの表現の方がかっこよくないですか?夢があると思いませんか?
会社に対するイメージが、大きく変わります。言葉の選び方や自分の会社に対する考え方を、英語を通して変えていける気がしています。
さて、この開いた二つの扉を一緒に開けて、世界へ飛び出せる人を育てないと!
またもや、やること山積みの礒部社長でした。
■■□―――――――――――――――――――□■■
ディンク株式会社
【住所】 〒581-0039 大阪府八尾市太田新町6丁目98番地
【電話番号】 072-948-8298
【営業時間】 9:00~17:00
【定休日】 土曜・日曜・祝日
24/11/22
24/11/19
24/11/14
TOP
社長の礒部です。
今回のブログのタイトルは「新しい扉」です。
どこに向かって新しい扉が開いたかというと・・・ついに海外です!
長年、
”ディンクの排水処理設備は、手動操作部分のよさを残したシンプルな構造なので、途上国でも壊れにくくて使いやすい。だから海外展開も視野に入れて、地球の水の環境改善に貢献したい!”
と具体的なあてもないのに、言い続けてきました。
それが、あれよあれよという間に大きな波が来て、2つのルートで海外展開への道が見えてきました。
【第1のルート:JETRO】
JETROでは「新輸出大国コンソーシアム」という複数の団体や組織、専門家が連携して、輸出したい企業をサポートする事業を展開しています。
https://www.jetro.go.jp/consortium/
※コンソーシアムとは・・・2つ以上の個人、企業、団体、政府から成る団体であり、共同で何らかの目的に沿った活動を行ったり、共通の目標に向かって資源を蓄える目的で結成される。 Consortium はラテン語で「提携、共同、団体」を意味する。(Wikipediaより)
その事業の中で、ハンズオン支援という制度があります。この制度は、JETROの各種サービスを使いながら、輸出の専門家を各企業に担当として任命し、輸出をしたことがない企業が自社で海外展開を継続的に行えるようにサポートするものです。このハンズオン支援制度は、希望するすべての企業が利用できるわけではなく、厳しい審査があります。そして今年、ディンクはその審査を見事パスして、このハンズオン支援を受けられることになりました!!!
先日、キックオフミーティングを実施したのですが、思っていた以上に速いペースで輸出にまでこぎつけられそうな気配です。
まずは、インドネシア人の社員がいることが、インドネシアへの輸出に大きなアドバンテージだと、担当のアドバイザーの方も非常に喜んでおられました。
そうなんです、まずはせっかくインドネシア人の社員さんがいるのだから、初めての輸出先はインドネシアにターゲットを絞りました。
だから担当の専門家もインドネシアで長年お仕事をされていた方です。
この流れって、実は最近始まったわけじゃないのです。
多分スタートは8年前。
もちろん、それまでも海外展開への野望は持っていましたが、実際に行動を起こしたのは2015年の秋のことです。
2016年2月12~18日で7日間の「インドネシア・フィリピン経済視察団」が開催される案内を見つけて、申し込みました。主催者は大阪の商工会議所とJETRO大阪本部です。
視察したときの写真です。
7年前かー。私、今より若くて可愛かったー。
この視察団の中に、今でもお世話になっている人が何人かいます。その一人が、奈良先端科学技術大学院大学の先生です。
先生から、卒業生を採用しませんか?と連絡をいただき、昨年の春、技術部にインドネシア人の社員を採用しました。
その社員が、今回のハンズオンでの輸出手続きの担当窓口になります!本人のやりたいことは研究なのでしょうが、自分の故郷と取引できる、というのもとても夢があるはずので、頑張ってもらいたいと思っています。
このJETROのハンズオンにたどり着いた経緯も、昨年の冬にJETRO滋賀主催のオンライン商談会に申し込んだのがきっかけでした。水処理関連の企業向け商談会で、ディンクさんへの商談を申し込んだ企業は5社に上ります。
中国、ベトナム企業からのオファーでした。
結局、設備の販売にまでは至りませんでしたが、どの国でも排水処理の新技術を求めていること、日本企業への期待が大きいことがよく分かりました。
この商談を通して、可能性を見出してくださったJETROの方が、今回のハンズオンへの申し込みを勧めてくださいました。
またこの後に、今度は日本政策金融公庫の担当者の方から、中小機構が主催している海外CEOとの商談会をご紹介いただき、インドネシアの企業さんとの商談に繋がりました。
ハンズオンの申し込みをするタイミングではインドネシアの企業さんと、ほそぼそと繋がっていたので、それもハンズオンに採択してもらえた一つの要因かもしれません。
とにかく、今回のルートができたのは、すぐには結果が出ないかもしれないけれど、可能性を信じて小さなことをやり続けた結果だと思います。
見事に布石を回収しているような気がします。そして、さらにあちらこちらに新たに布石を置いていかないといけないなー、と思っています。
さて続いて
【第2のルート:WeConnect】
これはまだ未知数の海外ルートで、形にはなっていないのですが、可能性は広がっています!
今年の1月に新たな出会いがあり、世界中でインクルージョン&ダイバーシティ経営として、女性経営者にスポットが当たっていることを初めて知りました。
その出会いからのP&Gアカデミー参加でもあったのですが、P&Gも含めてグローバル企業では、女性を含むマイノリティの人間が経営する企業のサプライヤーを活用する方向で進んでいます。
その活動を支えているのがWeConnectという団体です。
まだ登録まで済ませていないのですが、この団体に関わる多くの人と繋がることができて、急に「世界」が身近に感じられるようになりました。
世界へ出るためには英語の能力は不可欠です。
ということで、何十年ぶりかに英語の勉強を始めました。パーソナル英語トレーナーも付けました。
またここでも視察旅行のメンバーが出てきます。そうです、私の英語のトレーナーは視察旅行で一緒にインドネシアに行った女性なんです。
彼女は世界を股にかける不動産コンサルタントで、ビジネス英語を教えてもらうには最適の方です。
学生の頃は何度も海外旅行に行き、一人でヨーロッパを放浪し、英語も堪能とまでは行かなくても海外で自分の身を守れるくらいにはしゃべれたのですが、最近はすっかりさび付いています。
それと英語の勉強をして、多くのことに気づきました。もっと胸を張って、自分の会社のことを紹介できるようにならないといけない、と思いました。
例えば、会社の説明をするときに
「弊社は、排水処理設備の設計、施工を行っています。」
と説明するのですが、これを英語で伝えると・・・
”We have been providing a wastewater recycling & disposal system.”
直訳すると「私たちは廃水のリサイクルシステム、また廃棄するためのシステムを提供しています」となります。
何か、こちらの表現の方がかっこよくないですか?夢があると思いませんか?
会社に対するイメージが、大きく変わります。言葉の選び方や自分の会社に対する考え方を、英語を通して変えていける気がしています。
さて、この開いた二つの扉を一緒に開けて、世界へ飛び出せる人を育てないと!
またもや、やること山積みの礒部社長でした。
■■□―――――――――――――――――――□■■
ディンク株式会社
【住所】
〒581-0039
大阪府八尾市太田新町6丁目98番地
【電話番号】
072-948-8298
【営業時間】
9:00~17:00
【定休日】
土曜・日曜・祝日
■■□―――――――――――――――――――□■■