WEConnect Internationalって知っていますか?

ディンク株式会社

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WEConnect Internationalって知っていますか?

スタッフブログ

2023/11/26 WEConnect Internationalって知っていますか?

社長の礒部です。

 

先月、ブログを書けなかったので、今月2本書くぞー、と気合をいれていたものの、下書きのまま日の目を見ないブログが何本かある状態が続き、今月も末になって慌てています。

誰かが叱ってくれるわけではないので、自分で決めたことを自分で粛々と進めなければならないのですが、なかなか難しいことも多いです。

というわけで、この月末に、ほぼ2本続けてブログをアップします。

 

さて、表題にある「WEConnect International」って言葉をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。

日本ではほとんど認知されていない国際団体だと思います。

先日、弊社はこの団体から承認されて、WBE(Womens Business Enterprise)を名乗ることができるようになりました!

・・・どちらも「?」ですよね。

ちょっとだけWEConnectの紹介動画を・・・(全編英語です)

 

 

 

企業がダイバーシティを推進することが求められるようになってずいぶん経ちます。

もちろん、日本でもダイバーシティはもう10年ほど前から言われるようになり、採用の面や社員教育の中に「ダイバーシティ」の考え方を取り入れる企業が多くなってきました。

世界ではこのダイバーシティの考え方を社内だけではなく、社外の関係へも広げる動きが大きくなってきています。

その一つが「サプライヤーダイバーシティ」と呼ばれるものです。

このサプライヤーダイバーシティとは、社会的マイノリティの人間が運営する企業からの購買を積極的に進めるという考え方です。

私は専門家ではないので、細かい数字までここで提示することはできませんが(気になる方はググってください)、今までの大手企業の購買については、いわゆるマジョリティである男性の経営する企業から、ものやサービスを買うことが圧倒的に多いことが分かっています。

マジョリティ(主に男性)とマイノリティ(女性、黒人、LGBTQなど)とが経営する企業の数に照らし合わせても、圧倒的にマジョリティの企業の方が優勢だそうです。

その中で、マイノリティの企業にスポットを当てて、できるだけマイノリティの企業からの購買を進めようという考え方がサプライヤーダイバーシティです。

これは、公平性を実現するため、というのもありますが、それだけでなく企業としての戦略の一つだというのも、このサプライヤーダイバーシティが注目を集め、世界で広がっている理由の一つです。

 

一般的な市民の購買行動を考えた時に、購買する人間は(確かに買うものによる場合も多いですが)、男性だけではなく、女性もいますよね、ということなんです。

女性が購入するものを、男性の考えた、男性の企画した、男性の作ったものばかりでいいのですか?というのがサプライヤーダイバーシティの戦略的側面です。

女性が本当に欲しいものを、女性自らが考えて企画して、製造することで、創り出すことができますよね、さらに言うと、男性では見つけられなかった潜在的ニーズを掘り起こすこともできるんじゃないですか?ということです。

世界の人口の約半分は女性です。

本来サプライヤーダイバーシティでは、マイノリティの経営する企業から購買という大きな方向性があるものの、購買者の約半分が女性と考えれば、マイノリティの中でも女性企業家に特にスポットライトが今、当たり始めています。

 

そしてそのサプライヤーダイバーシティを進めたい大手企業のために、WEConnectでは女性企業家の認定を行っています。

株式の50%以上を女性経営者が取得し、実質的に経営を女性が担っている、そして企業の求める質の商品やサービスを提供している企業をWBEとして認定し、リストアップしています。

アメリカからこの運動は始まっているので、WEConnectの母体はアメリカにあります。

そして、この組織は世界的な活動をしているので、このリストは全世界共通のリストになっています。

P&GやJohnson&Johnsonなど、外資系の世界規模の企業では、このリストの中から購買先を探す場合も多いようです。

そして、当社もそのリストの中に名を連ねることになりました!

世界中でひっぱりだこ、というわけには今すぐにはならないですが、国内にある外資系企業に売り込むときにも、この認定を受けていることは大きなアドバンテージになります。

 

認定を受ける時にも審査をしてくださる方から「なかなかこういう分野で女性の経営者はいらっしゃらないので、皆さん注目されていますよ」と言われましたし、先日のシンガポールへの出張でも「constructionの仕事をしている」と自己紹介したところ、非常に珍しがられたところを見ると、まだまだ世界でも現場系の仕事、建設系の仕事に携わる女性経営者は少ないということの様です。

女性であることをうまく活かしながら、世界の市場に向けてアクションを起こせるタイミングが来たのかもしれません。

来月にはインドネシアへの出張もあります。

JETROさんのサポートの元、「2024年に1件の受注」を目指して現地での商談も決まっています。

 

話を元のサプライヤーダイバーシティに戻しますが・・・

実は弊社の中でも大きな協力会社であるサカタインクス株式会社さんでも、サプライヤーダイバーシティ専門のスタッフがいるくらい、これからの企業運営に欠かせない考え方の様です。

私が意図したわけではないですが、サカタインクス株式会社さんにとっても、WBEに認定されているディンクとの協力関係は、この世界の流れに乗るために必要なパズルのピースになるかもしれないですよね。

(と、サカタインクス株式会社さんには恩を売っておきたいと思います)

 

そして、いかにチャンスと言えど、しっかり実力を備えて初めてこのチャンスを本当につかみ取ることができると思うので、今まで以上に技術を磨き、社内のレベルを上げて、大きな企業とのお付き合いがきちんとできる会社に成長していきたいと思います。

 

 

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ディンク株式会社

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