『給与も賞与も、社員みんなで決めてます』(新免玲子著)

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『給与も賞与も、社員みんなで決めてます』(新免玲子著)

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2024/04/30 『給与も賞与も、社員みんなで決めてます』(新免玲子著)

社長の礒部です。

ゴールデンウィークに入る前から、急に暖かいを通り越して、暑いくらいの気候になってきました。

4月11日から福島県に現場のお仕事で入らせてもらっていましたが、道路の脇の気温表示計では午後2時頃、30度が表示されていました。

4月で30度って、真夏になったら一体何度になるんでしょうね・・・。

わが社のメンバーも、4月からの工事では半袖の作業着率が上がってきました。

またそろそろ皆さんの作業着を発注する時期ですが、去年よりサイズの大きくなっている人はいないかな。

 

先週は、聴覚障害をお持ちの方がディンクに「実習」という形でお仕事体験に来られてました。

この実習期間中にお仕事の内容や会社との相性なども見て、正式に求人への申し込みをされる予定になっています。

私たちでは気付かない、聴覚障害の人にとって働きづらい点や作業しにくいことなど、たくさんあったことだと思います。

彼が働きやすいように改善することで、これから入ってくる新入社員さんたちにとっても働きやすい職場になるんじゃないかな、と思っています。

ダイバーシティって、会社をレベルアップするためにとても重要な変化だと思います。

気を付けないといけないのは、障害があるからと言って特別扱いすることだと思っています。

確かにサポートは必要になりますし、配慮すべき点はみんなで共有して改善していく必要はあると思いますが、彼らも社員、戦力として会社に貢献してもらわないといけないのです。

会社はボランティア組織ではないですし、学校のような教育機関でもない。

あくまで利益を追求するために組織化された人の集合体です。

彼らを活かすための改善は大切ですが、彼らの居場所を作るのが会社の仕事ではありません。

それは、どんな社員に対しても同じことがいえます。

若い社員、経験を積んだ年配社員、外国籍の社員、子育て中の社員、体調に不安を抱える社員、親族の介護を担っている社員・・・

それぞれ事情は違うけれど、それぞれに仕事をする上での苦難は抱えています。

きちんと会社に貢献している、あるいは貢献しようとしている社員に対しては、それぞれの事情も汲んで、精一杯仕事を頑張ってもらうために出来る限りのサポートをしますが、貢献できなかったり、その苦難を言い訳に仕事で結果を出さないのであれば、会社から退場していただかなくてはなりません。

 

さて、ダイバーシティ=多様性、ということで、現在ディンクで進行中の「多様なカテゴリーの社員採用」のお話は一旦置いて。

最近『給与も賞与も、社員みんなで決めてます』という本を読みました。

私のブログで度々話題に上がりますが、給与をどうやって決めていくのか、というのは企業にとっては社員評価の根幹の部分であり、組織の一番大切な部分だと思っています。

その部分は多くの企業でブラックボックス化していて、基本的には給与を他の社員には見せない、というのが何となく社会常識になっていると思います。

ディンクでも現状は同じで、社長である私の評価=社員の給与になってしまいます。

社員さん同士が堂々と給与について話ができる会社にしたい、と思っていたところ、それを実現している会社の経営者の方が本を書いていらっしゃいました。

その本が今回、表題にもなっている『給与も賞与も、社員みんなできめています』という本でした。

今まで私が思っているようなことに共感してくれる経営者の方はほとんどいなくて、私もどうやって実現したらいいのか全く見えなくて、目指すと言いながら自信がなかったのですが、すでに実現している企業があり、その歴史を紹介してくれる本が出版されているのです。

どのページにも学ぶことがたくさんありました。

私が何となく思っていたことを、ちゃんと文章にして、実際に実行されているのを読ませていただいて、とても勇気が出ました。

この本で紹介されている「アクロクエスト」という会社は創業から33年の会社です。

当初からそうだったわけではないようですが、20数年をかけて今のアクロクエストがある、と副社長である著者はおっしゃっています。

私はまだ社長就任から10年。

まだもっと時間をかけて目指せばいいのか、と気が楽になるとともに、この思いのまま突き進んでいいんだ、と思えました。

本の内容はここでは紹介しませんが、アクロクエストさんのチャレンジを参考に、私は私なりに社員がオープンにできる給与体系を目指して、前を向いて頑張ろうと思いました。

 

本は先人の知恵が詰まっています。

新しい知識もたくさん手に入ります。

ディンクの社員にはたくさん本を読んでほしいと思います。

自分の頭の中で考えただけでは出てこない解決策や解決のアイディアなど、本を読むことで手に入れることができます。

もちろん、小説も読んでほしい!

ちなみに、私の大好きな小説の一つが『レインツリーの国』。

映画化もされているようですね。

 

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