072-948-8298
〒581-0039 大阪府八尾市太田新町6丁目98番地
営業時間 9:00~17:00 定休日 土曜・日曜・祝日
SHIELD
日本人のすばらしさ
社長の礒部です。
少し前のお話になりますが、日本が世界一位になったことをご存じでしょうか。
いろんなランキングがありますが、日本が一位に輝いたのは「国家ブランドランキング」です。
https://www.ipsos.com/ja-jp/nation-brands-index-2023-JA
一位になる前も、数年間高順位をキープしていたようです。
日本に住んでいると、いろんなことが「当たり前」で気付かないことも多いのだと思いますが、私たちの暮らす環境は、実は世界トップレベルだということです。
コロナが明けた今、世界中から観光客が日本に押し寄せています。
確かに出張先のホテルでは、外国人観光客がめちゃくちゃ多いです。
最近、海外の拠点でお仕事をされている方とお話する機会が多いのですが、その時に改めて日本の企業のすばらしさを認識します。
https://consult.nikkeibp.co.jp/shunenjigyo-labo/survey_data/I1-06/
こちらにもあるように、世界の老舗企業の半分以上が日本の会社です。
ちなみに世界で一番古い会社は大阪にある金剛組です。1400年以上の歴史があり、現在でも高松建設のグループ会社として存続しています。
きっといろんな理由があるのでしょうが、「働く」ということに関しての日本人の意識が海外とは少し違うのも理由の一つだと思います。
職に貴賎なし
この言葉を知っているでしょうか。
日本においてはどのような仕事も尊い労働であって、その仕事を請け負う以上、プライドを持ってその仕事を「極める」という感覚を持つことが善とされてきているように思います。
たとえば新幹線の清掃スタッフは、きちんと乗客に対して胸を張って一礼します。
ただの清掃労働者ではないですし、彼らはプライドを持って限られた短い停止時間に車輛の清掃を素早く済ませます。
海外では清掃員はただの労働者であって、「清掃を極める」と思っている人はとても少ないようです。
また、日本ではそういう清掃に携わる人に対しても清掃をする労働者、としてみるのではなく、「清掃という業務をきちんとしてくださってありがとうございます」という感覚を持つ方が多いように思います。
職に貴賎なし、という感覚がベースにあるから、働く側もその労働を受け取る側も、気持ちよく働けるのだと思うし、その職を極めようと思えるのではないかと思います。
職に貴賎なしという言葉をしらなくても、家庭や学校でそういう感覚は身についてきている人がとても多いと思います。
アメリカ型の労働や、海外の労働に比べて日本の働き方がブラックだという話も出てくることがありますが、本当にアメリカ型の労働になったらきっと「こんなはずではなかった」と思うのではないでしょうか。
社員の教育訓練に、これほど時間をかけてくれる国は、そうそうありません。
適材適所として、採用時の職から本人の適正に合わせて環境を変えてくれるところもそうそうありません。
ブルーカラーからホワイトカラーへの抜擢はそうそうありません。
特に日本の中小企業、そのほとんどがファミリービジネスなのですが、そういった中小企業の多くは社員一人一人を人間として大切にする傾向があり、社員の幸せと会社の発展とをちゃんとリンクして考えている会社が多数あります。
もちろん、本当にブラックな企業もたくさんあるでしょうし、経営者も人間なので合う、合わないというのもあると思います。
働く側も、働かせる側も、きちんとお互いをリスペクトして、プライドをもって仕事することができれば、気持ちよく働けると思います。
金剛組の名前を出すのに、少し宮大工のことを調べているうちに、一時期ブームになった西岡常一さんの本を思い出して再度アマゾンで購入しました。
「木に学べ」「木のいのち、木のこころ」
こういう職人さんたちがいたから、日本の企業は長寿命なんだろうな、と何となく思いました。
■■□―――――――――――――――――――□■■
ディンク株式会社
【住所】 〒581-0039 大阪府八尾市太田新町6丁目98番地
【電話番号】 072-948-8298
【営業時間】 9:00~17:00
【定休日】 土曜・日曜・祝日
24/11/22
24/11/19
24/11/14
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社長の礒部です。
少し前のお話になりますが、日本が世界一位になったことをご存じでしょうか。
いろんなランキングがありますが、日本が一位に輝いたのは「国家ブランドランキング」です。
https://www.ipsos.com/ja-jp/nation-brands-index-2023-JA
一位になる前も、数年間高順位をキープしていたようです。
日本に住んでいると、いろんなことが「当たり前」で気付かないことも多いのだと思いますが、私たちの暮らす環境は、実は世界トップレベルだということです。
コロナが明けた今、世界中から観光客が日本に押し寄せています。
確かに出張先のホテルでは、外国人観光客がめちゃくちゃ多いです。
最近、海外の拠点でお仕事をされている方とお話する機会が多いのですが、その時に改めて日本の企業のすばらしさを認識します。
https://consult.nikkeibp.co.jp/shunenjigyo-labo/survey_data/I1-06/
こちらにもあるように、世界の老舗企業の半分以上が日本の会社です。
ちなみに世界で一番古い会社は大阪にある金剛組です。1400年以上の歴史があり、現在でも高松建設のグループ会社として存続しています。
きっといろんな理由があるのでしょうが、「働く」ということに関しての日本人の意識が海外とは少し違うのも理由の一つだと思います。
職に貴賎なし
この言葉を知っているでしょうか。
日本においてはどのような仕事も尊い労働であって、その仕事を請け負う以上、プライドを持ってその仕事を「極める」という感覚を持つことが善とされてきているように思います。
たとえば新幹線の清掃スタッフは、きちんと乗客に対して胸を張って一礼します。
ただの清掃労働者ではないですし、彼らはプライドを持って限られた短い停止時間に車輛の清掃を素早く済ませます。
海外では清掃員はただの労働者であって、「清掃を極める」と思っている人はとても少ないようです。
また、日本ではそういう清掃に携わる人に対しても清掃をする労働者、としてみるのではなく、「清掃という業務をきちんとしてくださってありがとうございます」という感覚を持つ方が多いように思います。
職に貴賎なし、という感覚がベースにあるから、働く側もその労働を受け取る側も、気持ちよく働けるのだと思うし、その職を極めようと思えるのではないかと思います。
職に貴賎なしという言葉をしらなくても、家庭や学校でそういう感覚は身についてきている人がとても多いと思います。
アメリカ型の労働や、海外の労働に比べて日本の働き方がブラックだという話も出てくることがありますが、本当にアメリカ型の労働になったらきっと「こんなはずではなかった」と思うのではないでしょうか。
社員の教育訓練に、これほど時間をかけてくれる国は、そうそうありません。
適材適所として、採用時の職から本人の適正に合わせて環境を変えてくれるところもそうそうありません。
ブルーカラーからホワイトカラーへの抜擢はそうそうありません。
特に日本の中小企業、そのほとんどがファミリービジネスなのですが、そういった中小企業の多くは社員一人一人を人間として大切にする傾向があり、社員の幸せと会社の発展とをちゃんとリンクして考えている会社が多数あります。
もちろん、本当にブラックな企業もたくさんあるでしょうし、経営者も人間なので合う、合わないというのもあると思います。
働く側も、働かせる側も、きちんとお互いをリスペクトして、プライドをもって仕事することができれば、気持ちよく働けると思います。
金剛組の名前を出すのに、少し宮大工のことを調べているうちに、一時期ブームになった西岡常一さんの本を思い出して再度アマゾンで購入しました。
「木に学べ」「木のいのち、木のこころ」
こういう職人さんたちがいたから、日本の企業は長寿命なんだろうな、と何となく思いました。
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ディンク株式会社
【住所】
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【電話番号】
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【定休日】
土曜・日曜・祝日
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