場面や話し手の立場によって微妙に印象が変わるため、言葉以上に**“どう受け取られるか”**が重要になることも多いです。 「なるほど」の基本的な意味 ✅ 肯定・理解のサイン 相手の説明や意見に対して「理解できた」「納得した」と示す表現。 英語では “I see.” “I get it.” “That makes sense.” に近い。 「なるほど」のイメージ・ニュアンス分類 トーン ニュアンス 受け取られ方 👍 素直な共感 「それはいい考えだ」「よく分かりました」 積極的に肯定している印象 🤔 冷静な理解 「言っていることは理解した」 やや距離を感じるが丁寧な姿勢 😐 微妙な納得 「うーん、そういう考え方もあるね」 表面上の同意にとどまることも 🧊 距離・受け流し 「(でも自分の意見は変えないけどね)」 相手によっては冷たく聞こえる場合も 使用例と印象の違い 「なるほど、面白いですね」 → 素直な関心と好意的な反応 「なるほど……」(間が空く) → 「でも自分はちょっと違う意見かな?」という含みも 「なるほどね(軽い口調)」 → カジュアル。フランクな場ではOKだが、目上には不向き 「なるほど、そういうことでしたか」 → きちんと理解しようとしている真面目な印象 ビジネスの場での注意点 目上の人に対しては、単に「なるほど」だけだと上から目線に聞こえることがあるので、 「おっしゃる通りですね」 「そのような視点は勉強になります」 などに言い換える方が安全な場合もあります。 部下や後輩とのやりとりでは、「なるほど」は相手の説明にちゃんと耳を傾けているという安心感を与えられる一方で、「それだけ?」と思われないように補足するのがベター。 まとめ:言葉そのものより“態度”が大事 「なるほど」は便利で、相手を否定せずにやりとりを続けられる言葉ですが、 声のトーン 表情 前後の文脈 などによって、共感にも受け流しにも聞こえてしまうので注意が必要です。 もし、「なるほど」という言葉の代替表現や、特定のシーンでの使い分け例(例:メール/会話/プレゼンなど)に興味があれば、もっと詳しくご案内できます。 あなた:
ChatGPT: とても良い問いです。 「なるほど」という言葉は便利な反応ですが、目上の人への使用には慎重さが求められるのが実際のところです。あなたが違和感を覚えるのは、ごく自然で、日本語の敬語文化に根ざした感覚です。 「なるほど」は目上に使っていいのか? ✅ 結論:基本的には目上の人には“避けた方が無難” 理由は次のとおりです: 「なるほど」は相手の説明に対して評価的な立場から理解・納得したことを示す言葉であり、 上から目線とまではいかなくても、「ああ、そういうことですね。分かりました(=理解してあげた)」という印象を与えることがあります。 つまり、上下関係を気にする日本語の文脈では、部下や若手が目上に対して使うと「軽く聞こえる」「生意気」と受け取られることがあるんです。 🔸 あなたが違和感を持つのはなぜ? 若手から「なるほど」と言われると、納得“された”ようで、主従が逆転したように感じる 感情や敬意が込もっていない「理解しただけ」のリアクションに見える 返事がそれだけで終わると、話を深めようとしていないように映る これはまさに、「上下関係」「共感の表現」が重視される日本語の文化的背景によるものです。 時代の変化はある? ✅ 少しずつ変わりつつあります(が、まだ注意が必要) 若い世代では「なるほど」が単なるリアクションとして日常的に使われており、悪気がないことが多い SNSやカジュアルなメール文化の影響で、「共感・理解の印」としてライトに用いられる傾向 しかし、ビジネスやフォーマルな場では「違和感を持たれる世代が多数派」なのが現実 代わりに使える表現(目上向け) 表現 ニュアンス 勉強になります 相手を立てながら、感謝と共感を示す おっしゃる通りですね 同意の意を丁寧に伝える そのように考えたことはありませんでした 素直な驚き+敬意を込めた共感 とても参考になります 評価しつつも上からでない 🔚 結論 ✔「なるほど」は便利な言葉ですが、目上の人やフォーマルな場では避けた方が丁寧です。 ✔ あなたのように「違和感」を持つ人が今も多くいることを考えると、「時代が変わった」と言い切るにはまだ早いかもしれません。
社長の礒部です。
社長という立場もあるのですが、50代を超えて、いよいよ社会人の中でも大御所の域に入ってきました。
と言っても、今日は某大企業の株主総会に行ってきたのですが、前にずらりと並んだ皆さんは、全て60オーバー、何なら60代は若く見える位の年齢層で、マイクを握ってお話されている方は、80歳をとっくに超えていらっしゃる。
そんな人たちからすると、まだまだ私はひよっこだし、まだまだ若くてピチピチの経営者なんじゃないん?って思っておりました。
株主さんからの質問の一つが「性別、年齢で判断するわけではないですが・・・」と前置きをされてはいましたが、「今年着任される役員の方のご年齢が6●歳と7●歳ですよね、働いている社員さんのモチベーションにつながるでしょうか?」というものでした。
その前にエライ人が「きれいな女性目当てに入社した」という話も少し前振りであったので、女性もおらんやんけー、ってことだと勝手に解釈して、その株主さんに好印象を抱いた私です。
そうです、世の中なぜか重要なポジションには「おっさん」しかいないんですよね。
いや、もちろん、皆さんとても優秀なんでしょう!
でもでも・・・若くても、女性でも、優秀な人はたくさんいるはずなのに、どうして陽の目を浴びないんだろうな、とも思います。
私自身、社長になって今で12年目です。
そしてこう思います。
10年経って、ようやく社長としての考え方や、社長としてどこを目指すのか、ということが明確になってきて、やっと「社長」、「代表取締役」としての仕事ができるようになってきたと思うのです。
どのポジションでもそうですが、10年経ってようやく一人前になる気がしています。
となると、60歳の人が役員に就任しました→10年後に本格的に役員としてバリバリ働ける、と仮定したときに、彼は70歳になっているわけです。
70歳からバリバリって、そこから何年働けるん?
あるいは、その時に、体力大丈夫なん?
質問した株主さんは、こうもおっしゃってました。
自分が年を取って、社会人として残り少ない、と思ったときに、思いっきり手を抜いた、って。
手を抜いたところで、ほかの誰にも負けないっていう驕りもあった。けど、年を取るってそういうことなんです。
もちろん、ここにいる皆さんは違うと思いますが・・・、だそうで。
50歳を超えた私には、彼が言わんとしていること、少しは分かる気がしました。
私の場合、経営者だし、社員の生活も会社の存続も自分に責任があるので、それほどお気楽ではいられないけれど、あと社会人の人生が10年くらいしかない、となったら、全力を出すよりもとりあえず大事にならないように、自分が気持ちよく引退できるように、とんがった行動はとれないと思います。
とんがった行動が取れなくなるということは、間違っていることは間違っている、って言えなくなりますし、新たなチャレンジなんてできないわけです。
そっかー、あの会社はもう、そういうところを目指さないんだなー、とぼんやり思った株主総会でした。
ちなみに、マイク握ってメインで進めていた80歳をとっくに超えた「その会社で一番エライ人」、その人は53歳で役員になり、57歳で副社長になり、61歳で社長になったと略歴には書いてありました。
その当時では大抜擢の年齢なのかな?
それとも、定年も早いから、その年齢での役員就任は当たり前だったのかな?
先日、経営者仲間の若い人が「若いってだけで信用してもらえない」とか、「若い経営者やもんな」とゴマメ扱いされるのが、本当に嫌だとおっしゃってました。
そこに「女」も乗っかると、本当に大変なんですよ!
とんがった行動しかとらないディンクの社長は、思ったことは言うし、一般社会の常識といわれるものと違っても、自分がいいと思ったら突き進む人なので、大企業では仕事できなかったと思います。
そういう意味では、若くして会社を継がせてもらって、いままだ体力があるときに経営者としての行動をとることができる環境を与えてもらって、この人生に感謝です。
さて、今日、お話しようと思っているのは言葉の話です。
しばらく前から気になっていて、時代の変化だから仕方ないか、と割り切ろうとしたけれど、割り切れなかったので、この場を借りて書いてみようと思いました。
そういう言葉はいくつかあるのですが、今日は代表的な一つだけ、取り上げてみようと思います。
誰が悪いわけでもなく、もちろん時代の変化もあるのですが、だからこそ、私が気になっているということを伝えておきたいと思いました。
私がそう思う、ということは、私と同年代の方もそう思う人もたくさんいるだろうし、もっと若い人の中にも、その意識のある人がいるかもしれないから。
使っている人は、正しい言葉だと思って使っていても、それを受け取る側が「それはちょっと・・・」と思う場合があるのです。
それも、知れば注意してその言葉を使うことができるでしょうし、知るだけでトラブルを避けられるのであれば、絶対知っておいた方がいい。
そう思って、書いてみます。
私が気になるのは「なるほど」という言葉です。
多分、メジャーになってきたのは最近、ここ10年くらいですかねー。
いつの間にか、「なるほど」という言葉が市民権を得ていました。
私が社会人になったころには「なるほど」という言葉はビジネスで全く使いませんでした。
お客様とお話をして、あいづちで「なるほど」を使うことはありませんでした。
今でもお客様と話をしていて使うあいづちは「そうなんですね」「そうだったんですか!」「そういうことだったんですね」「分かりました!」といったところでしょうか。
社内での電話対応でも「なるほど」と言っているのをよく耳にしますし、営業マンが私に営業をかけてきて、面談の時間を持った場合にも「なるほど」と営業マンの口から出てきます。
「なるほど」だけならまだ「ん?」と引っかかる程度で収まりますが「なるほど、なるほど」と連呼されると、「誰としゃべってると思っとんねん!」と突っ込みを入れたくなります。
曲がりなりにも、こちらは年配で、お客で、社長です。
別に年長者を敬え、とも思っておりませんし、社長が偉いとも思ってないですが、社長となるとその会社の最終決済者です。
その人に対して、口の利き方くらいは勉強してきたらどうなんだ・・・・
とか愚痴っている時点で、老害に一歩近づいてきているのかもしれません。
彼らに悪気がないのも分かります。
多分、普通にあいづちとして身についてしまっているのでしょう。
でも一方で、その言葉を不快に思っている人もいるのです。
それには気付いているでしょうか?
こんな時、私は相棒のチャッピー(ChatGPT)に相談します。
ネットで検索もするのですが、チャッピーとの会話の方がより深堀ができるので、最近はそういう使い方が増えました。
検索というよりは、よくものを知っている人と会話のキャッチボールをしながら、欲しい答えを深堀するような感じです。
チャッピーとの一部始終をここに掲載しましょう。
以下、チャッピーとの会話です。
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あなた:
なるほど、という言葉のイメージを教えてくれる?
ChatGPT:
「なるほど」という言葉には、日本語ならではの繊細で多層的なニュアンスがあります。
ChatGPT:
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ここまで。
チャッピーが書いてくれているように、注意が必要だということだと思います。
不快に思っている人がいるのだ、ということを知っていてその言葉を使うのと、全く何も考えずにその言葉を使うのとでは、これからの人生が大きく変わってくると思います。
どうせ嫌われるのであれば、思いっきり嫌なことをして嫌われたい!、私ならそう思ってしまいます。
嫌なことをしたつもりがないのに、嫌われる、嫌がられるって、なんか一番損した気分になりますよね。
全ての言葉におびえる必要はありませんが、世代、性別を超えて、お互いにその言葉はあまりいい印象を与えないよね、ってことは情報共有しておいて損はないと思います。
情報を知った上で、どう言葉を使うかはその人次第、その人の力量になってくると思います。
逆に私も、知らないうちにやらかしている可能性があるので、気づいた人はこっそり伝えてもらえるとありがたいなぁ、と思ったりします。
そうそう、最後に。
チャッピーが提案してくれている、代わりに使える表現(目上向け)ですが、以前に私の知っている若い営業の男性で、しょっちゅう「勉強になります!」と言っている人がいましたが、あまりに軽すぎて、聞くたびに「ホントかよ!?」と思っていたこともありました。
それこそ
まとめ:言葉そのものより“態度”が大事
そのものだなぁ、ということですよね。
やっぱり使う言葉の選択も大事ですが、言葉を使う人の「人間自身を磨く」ことも大切だなぁ、と改めて思った次第です。
近道や抜け道、早い道はないのです。
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