排水処理メンテナンス(ﾌｨﾙﾀｰﾌﾟﾚｽ圧搾膜）

こんにちは！

人気ブロガーだ！Zです。

今日は排水処理設備のメンテナンスを行いました！

1度目の訪問でお客様の廃水処理設備のフィルタープレス(濾過機）の圧搾膜が破れているのを発見し２回目の訪問の本日に

圧搾膜交換を行いました。

圧搾とは：圧搾とは、フィルタープレスのろ過で出来たケーキ(水分の少ない汚泥）を、エアーの力で再度ケーキの水分を
絞り出す工程のこと。

圧搾膜とは：ろ過板に取り付けられたゴム板のこと。圧縮エアーを利用してゴム板が膨らみ、ろ板内のケーキに圧力が掛かり

ケーキの水分が絞りだされる。

ろ布の内側に付いているゴム膜が圧搾膜です。

【圧搾膜が破れていると】

圧搾膜が破れていると、フィルタープレスのろ過工程の圧搾時に、圧搾膜に圧力が掛からなくなり、ケーキ(汚泥)に水分が残る状態になる。

【圧搾膜が破れているかの確認方法】

圧搾膜が破れているとフィルタープレスのろ液パイプから圧搾時にエアーが漏れ出てきます。

これがろ液が出てくるパイプ。ここから圧搾時にエアーが出ていると圧搾膜が破れている可能性が高いです。

圧搾膜はフィルタープレスでの脱水濾過時の圧搾工程で動作するものです。

フィルタープレスの圧搾工程の時には、ろ過したろ板内にケーキが多く入っている状態で圧搾を掛けるようにしてください。

ろ板内にケーキが少ない状態で圧搾を掛けると、圧搾膜がケーキを絞る時圧搾膜が広がる幅が大きくなり、広がる幅が大きいとゴムが伸びる幅も大きくなるため、圧搾膜の劣化が早くなります。

圧搾を掛ける時には、ケーキが多くろ板内に入っている状態で圧搾するように心がけてください。

長い期間使用しているフィルタープレスなどは一度確認して頂きたいと思います。

ディンクでも確認に