2024年の幕開けです!

ディンク株式会社

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〒581-0039 大阪府八尾市太田新町6丁目98番地

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2024年の幕開けです!

スタッフブログ

2024/01/29 2024年の幕開けです!

社長の礒部です。

2024年が始まりました。

皆さんにとって、どんなスタートだったでしょうか。

 

ディンクにとっては、ようやく明るい兆しが見えて、私にとってホッとする新しい年のスタートでした。

この数年、業績は厳しく、人材の定着も苦戦していて、「一生懸命やってるはずなのに結果が出ないはがゆさ」を感じることが多かったのですが、私の中でも「何を取って、何を手放すか」を考えられるようになってきたところに、それを後押しするような結果が出始めました。ここから少しずつ歯車が噛み合い始めて、加速していくような、そんな気配がしています。

 

とはいえ、近年の企業の生き残りをかけた戦いは、厳しいです。

時には、その戦いが外部に対してだけではなく、内部との戦いになることもあります。

内部での戦いで、会社が傾いていくことも多いです。

なぜ、「働く環境が良くならないのは全て会社の責任」という風潮になってしまったんだろう?と思います。

従業員と経営者が、同じ職場、同じ現場で働いているのに、対立構造になってしまうんだろう?と思います。

組織における役割が違うだけで、対立すればするほど、双方にメリットは出なくなっていきます。

経営者の役割は、会社の資源(ヒト、モノ、カネ)をいかに効率よく配分して、効果的に利益を上げるかを計画し、実践することです。

従業員の役割は、経営者の掲げた計画に従って、与えられた役割の中で、コストを下げて利益を上げるように業務にあたることです。

お互いに会社にとっての「利益」を得ることが最重要課題ですが、その目的が見えないために、大きな誤解が生まれていると思っています。

世の中で報道される情報では

◾️企業が内部留保を溜め込んでいる

◾️経営者だけが高い役員報酬を取り、従業員の給料は上がらない

というのが、利益の使い道のイメージではないでしょうか。

いくら利益を上げても、従業員に還元されない、という印象を持たれているのではないでしょうか。

 

世の中の多くの中小企業では、どちらも真実とは程遠いです。

むしろ、中小企業できちんと内部留保を確保している会社は優良な会社だと思います。

震災やコロナなど、会社の責任ではなんともできない災害が起きたとき、内部留保を確保している企業は、何とか生き残れて、新たに設備投資ができて、従業員の雇用や給与を守ることができます。

また災害ではなくても、突然仕事がなくなることも想定されます。そういうときに、内部留保を確保していない会社は、給与の遅配や解雇、最後は会社整理や倒産になっていくわけです。

従業員への還元を無視した行き過ぎた内部留保は咎められても仕方がないかもしれませんが、ある一定程度の内部留保が持てたら、それは経営者にとって有利なだけではなく、従業員にとっても安全な職場になるわけです。

 

経営者の役員報酬は、もちろん通常の従業員よりも高いです。

それだけの責任を追っていますし、対外的に必要になる金額も桁違いです。

それでも、中小企業の社長さんは、それほど多くもらっていないのが実情です。

私の知り合いの社長さんも、社長を引退してから請われて行った会社で、社長の時より高い給与をもらってお仕事をなさっているそうです。

まぁまぁちゃんとした社長さんなら、社員が汗水垂らして稼いできた利益を独り占めするようなことはないですし、社員と一緒にコストダウンの意識で働いている場合が多いです。

それでも、社長となると、必要になるお金の額が桁違いなのに加えて、会社で必要な経費を払えないときには、数十万円、数百万円の単位で、会社にお金を入れる必要が出てくる場合があります。

その数十万円で会社が倒産するかどうか、お客様の信頼を損なうかどうか、金融機関の信頼を損なうかどうか、なんて瀬戸際もありますから、常に100万円単位で動かせるお金を持たないといけない、という側面もあります。そのためには、資産を形成できる程度には高い報酬が必要になります。

 

さて、内部留保の必要性と、高額な役員報酬の必要性を語ったところで、じゃ、利益を出す目的は?と言うことになります。これはきっと、各会社によって、経営者によって考え方が違うと思うので、ここでは私の考えるディンクが利益を出す目的を語りたいと思います。

■設備投資

工場が建ってから、20年以上の歳月が経っています。老朽化もあり、働く環境も、もっと改善しないといけないと思っています。そのためには利益をだして、設備投資ができるような体制を整えないといけないと思っています。

■人財確保と社員教育

今のディンクでは、一部の人間に偏って仕事量も責任の度合いも重い状況が続いています。これを解消するためには、優秀な人財を確保することや、まだ経験の浅い社員を教育してプロフェッショナルに育てることに対して投資する必要があります。

また、今のように人員ギリギリで業務が回っている状態は、お互いにとても負担がかかる状態なので、ある程度余裕のある人員配置にする必要があると思っています。気持ちよく休めるように、お互いにカバーできる状況をつくる、そのためには人財が必要で、優秀な人財を抱えるためには、利益が必要です。

■新商品の研究開発費用

今ある商品で、まだ10年くらいは売上を確保していけるでしょうが、いつまでも今の商品で売上を確保し続けることは難しいと思います。次世代の社員の生活を守るためには、新たな商品の開発を止めるわけにはいきません。この研究開発費用は、すぐに結果も出ないし、毎年毎年、経費としてしか見なされません。きちんと利益を出さないと、この分野に投資することは難しくなってきます。

■最後に重要!借入金の返済

世の中の会社に、借入金のない会社って、本当に少ないです。どこの会社も、大きな設備投資(例えば工場の建て増しや社屋の建て替えなど)を一度や二度はやっているので、借入金があります。借入金は利益から返済していくので、長く、たくさん返さないといけない会社は、利益を出してもそれが借入金の返済に回るので、結局分配するだけの利益が残らないことになります。

 

ディンク株式会社が利益を出す目的として、この4つの大きな目的があります。

今は利益を上げられていないので、どの目的にも投資することができません。

この目的のために利益を上げる。

それを社員のみんなとは共有したいです。

売上を上げる。コストを下げる。作業効率を上げる。ロスを減らす。

それぞれの社員が、どこに貢献するのか。日々の仕事の中で、考えてほしいと思います。

 

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